お誕生日 投稿者:えつこ 投稿日:2023/06/07(Wed) 20:06 No.2162 | |
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一也君 63歳のお誕生日おめでとう。
一也君との思い出はそのほとんどが音楽室の中でしたね。
その音楽室でお弁当を食べた時のことです。一也君が食べていたサンドイッチにびっくり!! だってサンドイッチの具が果物だったから。 今ではフルーツサンドは凄く当たり前にあるけれど、あの頃はまだ見たことがなくて、凄く驚いてしまった。と、同時に一也君のお母さんってどんな人なんだろう、お洒落で料理上手な素敵な人なんだろうなぁ。とか、色んな事が頭の中をぐるぐるかけまわっていました。 今でもフルーツサンドを見るとおいしそうに食べていた一也君を思い出します。
一也君は時々私に嘘をつく。大したことのないちょっとした嘘。 私は見事にひっかり、「えー、うそー、本当に?」そう言ったとたん、一也君は嬉しそうに「うそよ〜」という。それも裏声で。私が悔しそうな顔をするので、一也君はとても満足そうに笑っている。 一度でいいから一也君に嘘をついて、同じように、「うそよ〜」っていいたくて、その機会をねらっていたのに、私はまた一也君の次の嘘にひっかかり、「うそよ〜」と笑う、いたずら小僧に何も言えなかった。
あの音楽室は今も昔のままなのかな。 一也君はピアノを弾いたり、トランペットを吹いたり、後ろのスペースでブルース・リーのまねをしたり、部活の時間を誰よりも楽しんでいました。
いつかあの場所に行けたらいいなと思います。 |
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