「ももかんレコーディングの巻」
３月１４日〜１６日の３日間でももかんのレコーディングをやりました。
初めてのアルバムとあって 僕も完ちゃんも少し気合が入ります・・・
７曲入りのミニアルバムになるのですが ６曲はオリジナルで、僕と
完ちゃんが３曲づつ持ち寄りました。 仲良しです・・・。その中には
まったくステージでもやってないものが３曲あるので お楽しみに。
タイトルは「君と歩く道」にしたいと思っています。勿論タイトル曲も
書きました。 素朴で、どこか懐かしい感じの曲にしました。
さてレコーディングの方ですが思いのほか進行が早くスムースに
はこびまして初日４曲、２日目３曲・・・あれ？終わってもうた・・・
見たいな感じで、３日目はそれぞれのチェックで手直しする作業にあて
ラフミックスで７曲を曲順に並べて 一通り聞いて・・・ＯＫ！！
この後 ミックスダウンと言う作業を経て 最後にマスタリングをして
その原版はプレスの工場へと送られていきます。その他 ジャケットや
中に入ってるブックレットなど、まだまだ作らなくてはいけない物が
沢山残っていますが これもまた色々考えていくのが楽しい作業です。
さぁ それでは実際レコーディングのエピソードはと言いますと・・・
初日 先ずは私の曲で「遠くへ」・・・これは既にステージでも
やってますので お互い慣れたもんですから 勢いをつける意味でも
この曲から録りましょうという事に・・・。初日とあって我々の他にも
レコード会社の人や友人が数名。そこへ石渡雄山プロデューサーが
いつもお世話になってる鷲見工房の皆さんといらっしゃいました。
実は以前からお願いしていた新しいギターが要約出来上がり 今回の
レコーディングに間に合わせて貰ったのです。わざわざ長野から車で
運んで来て頂きまして 鷲見さん ホンマに有り難う御座いました！！
だったらというので早速、このＮｅｗギター鷲見「Ｓ−ＳＪ−Ｍａ」で
ソロのパートを弾いてみました。いやぁ〜ご機嫌でありませんか・・・
１発でＯＫ！でした。シャキッとした元気の良いサウンドはこの曲に
ホンマに合います。 これからも長い付き合いになりそうです・・・。
つづいては完ちゃんの名曲「かんいちおみや」です。今度は完ちゃんが
僕よりも先に手に入れていた鷲見さんのＳＪで弾きます。僕は方は
低いチューニングには威力を発揮するウォーターロードを持ちました。
なかなか この曲のダークでシリアスな雰囲気がバッチリ出ています！
少しアレンジを加えて途中には完ちゃんのチョッパーソロも入れました
こちらはギブソンの７０歳になるＬ−００君です。因みにこのプレイを
聞いた、うちの娘が「完治さんカッコ良い！」と言っていました。
それ程 気合の入ったチョッパーを披露しています。シビレまっせ！
３曲目は完ちゃんがレコーディングの前日まで作っていたという
「かんいちおみや」に次ぐ大作？・・・「くじらが空を飛ぶ」です。
しかし あの人の頭の中はどないなってんにゃろか・・・ホンマにねぇ
これは今までのももかんには無かったと思われる 今回の目玉と言える
素晴らしい曲です。完ちゃん頑張りましたです。試行錯誤しながら
取り組む事３時間！何とかいい感じにまとまりました！お楽しみに。
食事をして少し休憩の後 今日はこれを最後にと言う事で 私の方の
新曲「夏の思い出」を録る事に・・・これは青春時代の甘くせつない
夏の思い出とでも言いましょうか そんな感じを曲にしてみました。
どことなく波の音でも聞こえそうな雰囲気にしたつもりです・・・
２日目・・・今回１曲はカバーを入れましょうと言う事で我々の好きな
ディズニー映画の「オズの魔法使い」から「虹の彼方へ」を入れる事に
これはステージでもお馴染みになりましたが 今回はその場の雰囲気で
インスピレーションのままに 二人で演奏しました。 やっぱ良い曲は
どんな演奏をしても良い感じになるもんですねぇ・・・名曲です。
完ちゃんのアドリブが聞かせどころになってます！
さて続きまして２曲目は完ちゃんのこれまた人気の高い「あいたくて」
「てくたいあ」でありません。これは以前にもデモを録音した事もあり
先ず二人でベーシックになるアルペジオを録音！その次にメロを弾く
ダビングと言う方法をとりました。 今回は まったく二人だけで
演奏したもの。普段ステージでやってるような感じで・・・と二通りの
方法で録音しました。 しかし あくまで二人の演奏以外は 何も無く
ギターの音しか入れませんでした。 ここだけは今回こだわりました。
そして最後に「君と歩く道」・・・この曲は私が今回のアルバム用に
書いた曲ですが ２分足らずの短い曲でワンコーラスのみです。
最初は「君と歩いた道」でしたが 過去形より進行形の方が良いかなと
このタイトルにしました。 お互い歳を重ねながら 出来る限り
続けていけるといいなと思います。たとえ険しい道でも・・・。
演奏の方は二人で淡々と弾いています。
最終日は二人で試したい事、ギターを変えたり弦を変えたりして
もう一度トライしたりして 納得のいくまで あぁだこうだと・・・
良い物が出来たと思っています。 皆さん待ってて下さいね。
それから 皆さんのお声の中には いつものＭＣは入らないのですか？
というご意見もありましたが 今回は純粋にギターの音だけにします。
当たり前と言えば当たり前でが・・・宜しくお願いします。
と言うわけで今回はレコーディングの模様を書いてみました。
書ききれない事もありますが 長くなるのでこのくらいに・・・。
それから最後にエンジニアの鋤柄 務くん（すきがらつとむ）
有り難う御座いました。 一人で大変だったと思います。
まだ 作業は残っていますが 宜しくお願いしますね！ ではでは
も一つ最後に・・・録音を終えて余裕の表情でしょうか
東京タワーをバックに、おっさん二人は満足げな顔をしていました。
「完」
追伸：レコーディングの様子はこちらから
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