「ももかん」
相方 石井完治とひょんな事からももかんを始めたのは もう３年半前の事
完ちゃんとは２０年以上の付き合いになるんですが 殆ど一緒にやる事は
無かったですね・・・タイプも違うし 仕事をしているジャンルも少し違う
イメージがありました。
なのに 一緒にやるきっかけになったのはお互い歳を取ってきて
仕事に対するストレスからか なんか面白い事やりたい！
と言う安易な思いからの物でした・・・。完ちゃんがアコースティックな
イメージは僕には無かったので 最初はどんなになるんかなと思って 少し
不安もあったにはあったんでが やりだすとこれが又 なんか面白くて
確かにタイプは違うんですが それが又なんともいえない雰囲気を出してて
勿論二人はもうミュージシャンとしてはベテランの域に入ってるわけで
「合わせる」というタイミングのような感じには お互いが何も言わずとも
心得ている訳で それが良くも悪くも練習もなんも無しに お互いが
持ち寄ったええ加減な譜面を頼りに、その日の内にやってしまう訳ですから
ホンマにズボラを絵に描いたような ユニットなのかもしれません・・・
まぁ確かに 音楽に対して 職業と言う観念を持ってやっている時と
そうでない時の自分がいる訳で そうでない時の自分にもっともっと
好きな音楽に対して正直に接したい気持が強く出てきたとも言えますがね。
ギターを弾いてお金を貰って「俺はプロなんだ！」と言う自分に いつか
甘えてしまっていたのかもしれません。 サポートの仕事を続けてる中で
「このまま歳を取って いつまで人の後ろでギターを弾いてられるやろ？」
そう言う疑問を感じだし なんか自分で出来る事 やらなあかん事が・・・
確かにソロの活動も以前からやってはいましたが 僕が長い事してきた
「サポートの仕事」の中で感じたセッション感 「貴方がいるから私が・・・」
みたいな そんな中で自分が充実感を感じてみたいと思うようになり
始めた物なのかも知れません。 ここへ来て 色んな方々からの支持も増え
気が付けば３年７ヶ月と言う歳月が経っていました。 呑気にやろな！ と
完ちゃんと話ながら 皆さんに温かく見守られて続いてきたと思います。
そして遂に 色んな方々の協力の下に今回 ６月に要約 ＣＤと言う形で
皆様のお声に答える形が出来るようになりました。これからはもっともっと
「ももかん」の可能性を追求していこうとも思っています。 ですが・・・
ＣＤを出すからといって別に気負っているわけでもありません これからも
今までどおりの「皆さんに楽しんで貰える音楽を・・・」を合言葉に
ライブパフォーマンスを中心に活動していきたいと思っておりますので。
やはり 私にとっての音楽とは基本的には楽しみですから そして本当に
楽しいからこそ ここまで続けて来れたとも思っています。その楽しみ方を
皆さんそれぞれの方法で感じて頂ければ幸いです。
今年は今までやってきたライブハウスを中心にその活動をもっともっと
全国に広げていきたいとも思っていますし 一人でも多くの人たちに
「ももかん」を体験して頂こうと 完ちゃんと張り切っています。
どこかの町で 皆さんにお会いできることを楽しみにしています。
そして今まで応援してくださっていた皆さんにも これからの「ももかん」
おおいに期待していてください。 オヤジはまだまだ元気です！！
そして最後に 相方の石井完治に一言！
俺が一生懸命にボケてるにもかかわらず 横でボケ〜としてるし
大事な話をしている時はしょうも無い事で口挟んでくるし・・・。
人がギター弾いてる時は横でマジックやってるし。 背は低いし
頭も薄くなってきてるし 髭も染めてるし・・・あぁ〜きりが無い・・・。
そんなおっさんですが 僕は 完ちゃんにはホンマに感謝しています。
おおきに 有り難う。 これからも宜しく。
２００５年２月２２日（火曜日） 丸山ももたろう
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