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                       2010平光ギターももたろうモデル!

      久々のギターズルーム更新ですが、今回も前回と同じく平光ギター
      ももたろうスペシャル2と言う事になりますでしょうか。。。


            


      今回もボディサイズやヘッド、全体のスタイルに変わりはありませんが
      一番試したかったスケール(弦長)の問題に着手。 長い時間弾いても
      疲れないよう(力もなくなってきたかも)テンション感が和らぐように 5mmだけ短くしました。 
      平光さんのオリジナルは645mmに対し 640mmと言う物に。


        


      その他、材質も昨年 平光さんの工房で見つけた ホンジュラスのローズウッドをサイドバックに! 
      これがまた綺麗な木目の素晴らしい材で 大変気に入ってしまい 
      即、決めました。 この材にはサップと言う木目の一部に違う色の柄が出てる物で 
      これを今回のデザインのイメージに使おうと言うことになり いたるところに サップ部分を使うことにしました。
      ヘッドの付き板、コンター部分 ブリッジの両サイド、ロゼッタ、糸巻きのペグまで作って貰いました
      ロゼッタのデザインはまた今回も私がやらせて頂きました。。。


       


      トップは今回もジャーマンスプルースですが、30年物のベアクロウ (熊の爪)と呼ばれる
      歪のような柄が出てる物を使ってもらいまして これまた大変気に入っております。 
      倉庫に長い間眠っておったらしく 今回 陽の目を見ることになったのですが、
      経年変化により焼けた部分が センターに現れておりますが、これもまた自然の悪戯ということで。。。

      今までローズ材に関してはインディアンローズの物しか使ったことが なかったのですが、
      ホンジュラスのイメージとしてはハカランダに近い高音の艶を感じています。 


       


       


      中米と言うことで 他の物に比べると南米に 近い事が影響してるのでしょうか。 
      ただ単純に「硬い」という感じでは なく、きらびやかで、艶のある感じと思います。
      兎に角今回は楽に押さえられて疲れない・・・
      という課題を存分にクリアし ホンマに弾きやすい物にして貰った事が、大満足であります。。。笑)
      
      平光さん、今回も色々無理を聞いて頂きありがとうございました。 そしてご苦労様でした! 
      今回もブレーシングに秘密があるらしいですが それは教えては頂けませんでした。。。笑) 
      中を覗くと解るのですが 確かに削り方が違ってはおりますなぁ。 ふむふむ。。。
      まぁしかし そんな単純な物では無いようにも思いますが。 今度教えてね!。。。                       


                                                    ももたろう